入浴後に激しい動悸を繰り返した。
その夜は眠れたが
朝になって、不安が強く、
病院へ行くことにした。
病院で症状を説明する難しさ
朝、家の人に運転してもらい内科を受診した。
本当は近所の循環器内科へ行こうと思っていたが、
新患は予約ができず、3時間待ちと言われた。
動悸の症状もあり、本来なら循環器を受診した方がよかったのだと思う。
ただ、その時は待ち時間に耐えられる気がせず、
以前から「見立てが丁寧」と聞いていた
別の内科へ向かった。
診察では、動悸について話した。
しかし、動悸だけを説明するのは違う気がして、
その前から続いていた
めまいや光・音への過敏さについても話した。
ただ、こういう不調は本当に説明が難しい。
症状が一つではなく、
全部がつながっている感じがする。
けれど、自分でもうまく整理できない。
この頃には、「自律神経の問題なのかもしれない」と感じ始めていた。
昨年から続いていた動悸や不調、
乱れた生活リズム。
そういうものが全部
つながっているような感覚があった。
他の科の受診を勧められた
医師も、私のまとまりのない説明に困ったと思う。
動悸だけでなく、めまいや光・音への過敏さなど、
複数の症状が同時に起きていたからだ。
それでも話を丁寧に聞きながら、
どの診療科で診てもらうのがよいか考えてくれていた。
睡眠不足が続いていたことや、
深夜までパソコン作業をする生活で、
生活リズムが大きく乱れていたことも伝えた。
自律神経系の可能性もあるようだったが、
まずは他の病気の可能性を除外する必要がある
ということだった。
循環器内科や耳鼻科、脳神経内科などの受診を
勧められた。
今思えば、ごく妥当な判断だったと思う。
しかも、その日は診察代を取られなかった。
不安の中にいた時期だったので、
丁寧に対応してくれたことがありがたかった。
血圧の高さに驚いた
一つ驚いたのは、血圧がかなり高かったことだ。
もともと緊張しやすく、
病院では血圧が上がりやすいタイプではあった。
ただ、その日の病院では、上が160近くあった。
そこまで高い数値は見た記憶がなかった。
若い頃は上が90台のことも多く、
最近でも家では120に届かないくらいだった。
ただ、調子を崩してからというもの、
体がずっと緊張状態になっているような
感覚があった。
さらに医師から
「光や音の刺激はめまいを誘発する要因になる」
と聞いた。
それまで、
自分がおかしくなってしまったのではないか。
そんな感覚があった。
だから、
「そういう症状が実際にあるのか」
と少し安心したのを覚えている。
光と音への過敏さは
さらに強くなっていた
その夜は発作も起きず、昼寝を少しした後、
夜も比較的すぐ眠ることができた。
原因は分からないままだったが、
病院を受診できたことで少し安心したのかもしれない。
ただ、不調そのものは続いていた。
ちょうどその頃は、2月とは思えないほど、
春先のようなまぶしい日が続いていた。
窓際に座っているだけでも光が強く感じられ、
カーテンを閉めることが増えていた。
夜も、部屋の照明が異様にまぶしく感じた。
一人の時は、照明を暗くした。
音にも敏感になっており、
耳栓をして過ごすことも増えていた。
仕事を休むことになった
職場へ相談し、しばらく休むことになった。
正直、休めるとは思っていなかった。
ありがたかった。
上司は、自身の経験も交えながら、
「この時期を越えると、
女性はこれまでより
ずっと楽に過ごせるようになるから」
という話をしてくれた。
その話を聞きながら、
「婦人科で相談してみようかな」と思った。
同時に、このままの生活では限界なのだ
とも感じ始めていた。
すぐに婦人科へ予約の電話をかけたが、話し中で、
かけ直そうとした時には受付が終わっており、
週明けまで待たなければならなかった。
その後しばらくして、別の婦人科も予約した。
ただ、自分で運転して行く自信がなかった。
その頃には症状が少し落ち着いていたこともあり、
「そこまでしなくても大丈夫かもしれない」という気持ちもあった。
結局、その予約はキャンセルした。
婦人科を受診することなく、そのまま今に至っている。
