最初にまとまった不調として感じるようになったのは、
首を曲げた時のめまいや血の気が引くような感覚、腹部の不調だった。
その後、下を向いたときにクラっとする
めまいが続き、さらにフワフワとした浮遊感(浮動性のめまい)も現れるようになっていった。
下を向くとクラっとするめまいが続く
体調には波があり、「今日は少し良いかもしれない」と感じる日もあった。
しかし、そんな日でもスーパーで袋詰めをする時に下を向くと、クラっとする。
一瞬、意識が引っ張られるような感覚だ。
ただし、
実際に転倒したことは一度もなかったけど。
めまいがする頻度は一日に1,2回程度だったが
スーパーに行くたびに起こるので、
スーパーを避けたくなった。
気づいたのが、体ごと下を向いた時は症状が出ず、首だけ曲げるとめまいが出ていた。
首の動きと関連しているように感じていた。
だから、運転する時は
首を下に向けないように意識していた。
フワフワした浮遊感と
ふらつき感の始まり
しばらくすると、
足に力が入りにくいような感覚がでてきた。
立ったり歩いたりすると、
地面が少し浮いているような感じた。
歩く倒れそうな感覚。それも、なんとなく。
今、考えてみると、特に座っていて立ち上がる時に感じることが多かったかもしれない。
外を散歩するときは、浮遊感は感じなかった。
フワフワするのは家やスーパーなど、屋内だった。
また、この浮遊感は1日中感じていたが、
夜になるにつれて少し楽になっていた気がする。
この状態が1か月くらい続いたかもしれない。
スマホ・PCで悪化する
目の疲れとめまい
この頃から、
目を使う作業で不調が出やすくなった。
電子書籍を読む必要があったが、
長時間文字を追うことができない状態になった。
パソコンでの作業やインターネットの閲覧でも、
しばらくすると、
座っているのにふらつくような感覚が出ることがあった。
さらに、小さな文字や画面を見ると、
体が緊張するような感覚も出るようになった。
瞬時に体が拒絶するような
「息が詰まる」ような反応だった。
特にスマホやパソコンのように
近距離の画面刺激で症状が強くでていた。
画面の明るさを
夜間モードよりさらに落としても無理だった。
最初は紙の本も読めない状態だった。
テレビはかろうじて見られたが、ちょうど冬季五輪の時期で、
フィギュアスケートの回転を1時間くらい見ていたら、気分が悪くなった。
それ以来、テレビを見るのも怖くなって
、しばらく見ることはなかった。
逆に、窓の外など遠くを見ると少し楽になることがあった。
この頃から“近くを見る刺激”に体が敏感になっているように感じていた。
めまいと同時に出ていた体の不調
この時期には、
めまい以外の体の変化も同時に起きていた。
首の違和感と起床時の不調
この頃から首の不調も顕著になっていった。
朝起きて上半身を起こすと、
血の気がさっーと引くような感覚があった。
この感覚は起床時に限られるが、
毎日のように繰り返された。
首や肩の強いコリも出ていたが、
通常の肩凝りとは質が違っていた。
常に筋肉痛のようにパンパンというか
風邪を引いた時の関節痛のような痛みが抜けない。こんなことも初めてだった。
枕を変えるなども試したが、何度変えても、
はっきりした効果は感じられなかった。
片付け中にも、
突然スーッと意識が遠のきそうになることがあった。
首を下に向けた時なのか、近くを見続けた時なのか、自分でも原因が分からなかった。
異常な足の冷えと汗が続いた
まもなく、突然、
足の冷えが強く感じられるようになった。
もともと冷えやすい体質ではあったので、
気のせいかと最初は思った。
でも、来る日も来る日も、
終日足の冷たさに意識が行ってしまう。
こんなに足の冷たさばかり気になることは今までなかった。
それだけ異様な冷たさだったのだと思う。
温かい部屋でも氷のように冷たい足なのに、
べたつく汗でびっしょりだった。
ストーブの前で長時間足を温め、指をもみ続けて、やっと少しぬくもる。
足湯をすると、足だけでなくその時は張り詰めていた体が一時的にゆるむような感覚があった。
よく更年期や他の不調の症状で「冷え」があるが、
私が経験したような尋常ではない冷えのことなのかもしれない。
原因がわからないし、気分が悪くなるときも
足が冷たくなるので、とても不安だった。
生活リズムの乱れと悪化の背景
今振り返ると、
体調を崩しても不思議ではない状態だった。
夜3時すぎまでパソコン作業をする生活が数か月続いていた。
睡眠は4~5時間で、
しかも浅く途中で目が何度も覚めていた。
昼寝もしないが、日常に支障がなかった。
その頃、家族のケガなども重なり、
精神的にも落ち着かない状態だった。
そういった心配もあり、めまいが起き始めるまでの2週間くらいは、1時間ごとに目が覚めていた。
その時は仕事もできていたし、
深夜のパソコン作業も楽しかったため、
大きな違和感は持っていなかった。
むしろ、これまで惰眠を貪るロングスリーパーだったので、この変化を逆に喜んでいた節もある。
加齢で睡眠時間が短くなったのだろうと思ったり、短い睡眠時間でも元気だなあ、と気楽だった。
この頃の体の変化は、それぞれ別の不調だと思っていたが、少しずつつながっていたのかもしれない。
この頃から、不調の原因を考えるようになり、不安も少しずつ強くなっていった。
休むと軽くなるが、
無理をすると悪化した
この頃は、とにかく目を使わないようにしていた。
遠くを見ると楽になる感覚があったため、窓の外をぼんやり見ることも何度も繰り返していた。
4日ほど電子機器の作業をやめると、少しだけ体が落ち着く感覚があった。
特に、画面を長時間見続けないだけで、
めまいが軽くなることがあった。
ただ、少し良くなったように感じてパソコン作業で無理をした途端、翌日から一気に不調が戻った。
強い疲労感やふらつきが出た。
今日中に終わらせたいからと、
作業を完了させることを優先してしまった。
それでも不調前ほどの時間は費やしていない。
しかし、そこから一気に悪化していったと思う。
